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段丁花 ハクチョウゲ の特徴と育て方

● ハクチョウゲ 段丁花の品種の特徴

ハクチョウゲ(白丁花)の園芸品種でダンチョウゲ(段丁花)と言います。
樹形はわい性でよく分枝し、葉は「ハクチョウゲ」よりも小さくて、濃い緑色です。
洋風によく合う常緑樹で、かわいらしい星型のほんのり優しいピンク色の小花を咲かせます。ピンク花なので、紅丁花(コウチョウゲ)の名前でも流通しています。遠目では白花に見えます。濃い緑葉とのコントラストが出て美しいです。秋もちらほら気ままに咲いたりします。
花付き抜群で初夏から晩秋まで開花を繰り返し、冬はグリーンをそのまま楽しめます。花木らしく軸がしっかりしているので風にも強いです。
コンパクトな樹姿で、寄せ植えの主木としたり、盆栽にもおすすめ。高木樹の株元に植えたり、用途はいろいろ。日当たりでも日陰でもOK!おすすめの花木です。
刈り込みがきくので様々な使い方で楽しめます。

ハクチョウゲ(白丁花)は半陽樹ですので明るい日陰でも育てることもできますが、できるだけ日当たりの良い場所が適しています。日陰では枝が枯れやすく、枝分かれが荒くなり葉や花の付きもまばらになってしまいます。
ハクチョウゲの刈り込みは6~9月の間が最適で、春に刈り込むと花芽を落としてしまいます。

常緑性ですが若木のうちは冬は葉が落ちます。春の直前には新芽と入れ替わりで葉がほとんどなくなります。半常緑樹です。そして5月に芽吹き始めると見違えるように美しくなります。

学名
Serissa japonica var. crassiramea アカネ科 ハクチョウゲ属
別名
タンチョウボク、紅丁花(コウチョウゲ)
開花時期
5~6月頃
花色・大きさ・花形
淡いピンク~白・小輪咲き(2cm位)・一重咲き
最終樹高
地植え:0.3m ~ 1m 鉢植え:0.3m ~ 1m (耐寒性半常緑低木)
最終葉張り
0.5m 株立ち
栽培用途
鉢植え、庭植え、盆栽、トピアリー、花壇、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場、グランドカバー、ボーダー
成長の早さ
やや遅い
植栽適地
関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、
耐寒性普通、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
4月

マキ |銀葉 ポット苗の育て方

植え方・用土

日当たり、水はけの良い肥沃な場所に植えます。鉢植えでも大丈夫です。
堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。日当たりを好みます。


水やり

夏の暑い時は水切れを起こしやすいので、たっぷり水を与えてあげてください。


肥料のやり方

2月頃に寒肥として油かすや腐葉土堆肥を株周りに穴を掘り与えます。


花芽の付き方

新しい枝の先端付近に花芽が付きます。


剪定方法

暴れた枝を切り落とす程度です。刈り込みは花後に行います。


病害虫の予防法

風通しが悪いとハダニやカイガラムシが発生するので、適度に枝葉を間引いて風通し良くしてあげてください。




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