● シナズイナ 三光斑の品種の特徴
葉に三光斑が入る美しいシナズイナです。
「シナズイナ」は「イテア・イリキフォリア」とも呼ばれる中国原産の庭木です。日本ではシナズイナはヒイラギズイナを指すこともありますが、この2品種は全くの別物。ヒイラギズイナは花柄が短く花木も異なるため、すぐに区別がつきます。
「イテア・イリキフォリア」は、緑がかる白色の総状花序は長さが30cmほどにもなり、ユニークな花姿が人気の常緑樹です。
トゲのある革質の葉も特徴的で表面には光沢があり、リーフプランツとしても楽しめ、花・葉ともに観賞価値が高くさまざまなアレンジにも利用できます。生長に応じて、葉縁のトゲは消えてしまうようです。
| 学名 |
| Itea ilicifolia ユキノシタ科 ズイナ属 |
| 別名 |
| イテア、イリキフォリア |
| 開花時期 |
| 5～6月ごろ （一季咲き） |
| 花色・大きさ・花形 |
| 緑～白色・小輪咲き（30cm位）・総状花序 |
| 最終樹高 |
| 地植え：5m ～ 10m 鉢植え：1m ～ 2m （常緑低木） |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、花壇 |
| 植栽適地 |
| 関東以西～沖縄（鉢植えでなら全国で栽培可能） |
| 育てやすさ |
| ★★★☆☆ 育てやすい 耐寒性弱い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性：ほとんど出ない 害虫：ほとんど出ない |
| 花言葉 |
| 不明 |
シナズイナ｜三光斑 ポット苗の育て方
植え方・用土
なるべく水はけの良い場所に植えます。常緑ですので、3～4月が植え付けの適期です。暖地では秋の植え付けでも大丈夫です。庭植えの場合は、掘り出した庭土に三分の一程度の堆肥を庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。鉢植えの場合は、赤玉土と腐葉土（バーク堆肥）を７対３程度に混ぜたものなどを使います。
水やり
地植えの場合はあまり水やりは必要ありませんが、真夏の高温期は乾いているようなら水を与えます。鉢植えの場合は、表面が乾いたらたっぷり与えます。
肥料のやり方
あまり肥料を与えすぎると葉っぱが茂りすぎて花付きが悪くなるので、少し痩せているくらいでちょうど良いです。
剪定方法
自然放任でもある程度まとまるので、毎年の剪定は特に必要ありません。樹形を乱す小枝などは間引き剪定を行って下さい。枝の途中で切ってしまうと樹形が不自然になりバランスが悪くなります。
病害虫の予防法
目立った病害虫はありません。