
● マサキ 羅紗王の品種の特徴
葉が羅紗葉になる極矮性品種で、盆栽にもお勧めです。この羅紗葉は、葉全体がよじれてフリルになるタイプです。葉の形が個性的なので、一品物の盆栽づくりにチャレンジしてみるのもよいでしょう。
日本原産の常緑樹です。日陰、潮風、排気ガスなどにも比較的耐える万能生け垣向け品種!丈夫で育てやすいので、初心者の方にもおすすめです。生育が早く、刈り込みにも強いです。
秋から冬には熟した実が裂け、朱色の仮の種子が顔をのぞかせます。寒さの中、艶やかな朱色は温かく目を引きます。
| 学名 |
| Euonymus japonicus ニシキギ科 ニシキギ属 |
| 開花時期 |
| 6~7月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 不明(観賞価値は無いようです) |
| 最終樹高 |
| 地植え:m 鉢植え:m (常緑低木) |
| 栽培用途 |
| 盆栽、鉢植え、グランドカバー、ボーダー、花壇 |
| 成長の早さ |
| 遅い |
| 植栽適地 |
| 東北南部~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
| ★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性普通、 耐寒性やや強い、耐暑性強い、耐乾性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| 厚遇 |
マサキ|羅紗王の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。
日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。鉢植えでも大丈夫です。
直射日光がきついと葉が黒く焼けます。土質は選びませんが、 花ひろば堆肥“極み”や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
鉢植えでは培養土和みで植えてください。
水やり
夏に雨がよほど降らない時期は水を与えますが、雨が当たれば基本的に夏以外の時期は水やりは不要です。鉢植えでは土が乾いたらたっぷり与えてください。冬は水は控えめで大丈夫です。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
肥料が切れると葉色が悪くなります。
剪定方法
春、5月ごろ剪定します。年に2~3度剪定すると枝がいち早く込み合います。
病害虫の予防法
カイガラムシ類、ユウマダラエダシャク、マサキナガカイガラムシ、ツノロウムシ、ルビーロウムシなどがつくことがあります。見つけ次第、幹を傷めないように取り除き捕殺します。6~7月の幼虫期は、農薬がまだ効きやすいので農薬散布はこの時期に行います。
6月ごろうどん粉病が出ることがあるので、予防として茂りすぎた枝を間引き、風通しを良くします。
