
● オウバイ 白フクリン斑の品種の特徴
葉に白い覆輪斑が入る鑑賞価値の高い美しい品種です。春には黄色の花が咲き、春の訪れと共に庭を華やかに演出してくれます。
白い斑入り種は夏の強い日差しで葉焼けしやすいです。
黄梅(オウバイ)は病害虫に強く、手間の掛からない落葉樹です。 自然樹形で大株に育てても見事ですし、 支柱を立ててスタンダード仕立てやシダレさせても面白いですよ。 オウバイの生垣はあまり見ないですが、実は枝が良く出る植物なので生垣にする事もできます。 また鉢で育てて盆栽仕立てにするなど、楽しみ方は様々です。
黄梅(オウバイ)は梅の名を持ちますが、梅ではなくどちらかというとジャスミンの仲間です。黄色い梅のような花なのと、開花時期も梅と似ているので黄梅と言います。ジャスミンの仲間ですが花に香りはありません。
| 学名 |
| Jasminum nudiforum モクセイ科 ソケイ属 |
| 開花時期 |
| 2~3月ごろ |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色・小輪咲き(3cm位)・一重咲き |
| 香りの強さ |
| 香りなし |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木) |
| 最終葉張り |
| 1m ~ 2m 横張性 |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、花壇、切り花、生垣、盆栽、学校、公園、など |
| 植栽適地 |
| 北海道中部~九州 |
| 育てやすさ |
| ★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
黄梅(オウバイ)| 白フクリン斑の育て方
植え方・用土
基本的に移植や植え付けは10月~入梅までに行います。3~4月と10月ごろが最適。東北以北では春植えをおすすめします。
日当たり、風通し、水はけの良い場所に植えます。 土質はあまり選びませんが、水はけが良いことが大切です。 堆肥や腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えは培養土和みで植えてください。
半日陰でも育ちますが、日当たりが良く乾燥した環境で育てると花付きが良くなります。
水やり
地植えの場合は、雨水だけて育ちます。鉢植えの場合は、土が乾いてからたっぷり水を与えてあげてください。
肥料のやり方
あまり多くの肥料を欲しがらない植物です。2月ごろに寒肥として油かすと堆肥を株周りに穴を掘り与えます。チッソ肥料の量が多いと枝は良く伸びますが花付きは悪くなります。与え過ぎに注意しましょう。
剪定方法
剪定は花が終わった直後の3月下旬~4月頃に込み合った枝を切り詰めます。花芽が7月頃に作られますので、秋以降は樹形を整える程度の剪定にします。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はあまりでません。
増やし方
梅雨ごろに挿し木で増やします。春から秋の生育期なら梅雨時期以外でも可能です。
