● ボリジ ホワイトの品種の特徴
「ホワイト」は白い花が咲くボリジ。
「ボリジ」の花は、砂糖漬けにしてケーキの飾りに使ったり、ハーブティーに浮かべたり、ポプリやドライフラワーにしたりと、その可憐な花姿を楽しむ方法は様々です。また、民間薬としても用いられてきたハーブで、古代ギリシャ時代には勇気を与えてくれる薬として、出陣前の兵士がワインに浮かべて飲んだそうですよ。そのワインが何ワインだったかは分かりませんが、白ワインに花を浮かべると、青い花がピンク色に変わります。ハーブティーに花を浮かべ、レモンを垂らしてもピンクになります。素敵ですね。
一年草ですが、こぼれ種から発芽してよく増える、丈夫で育てやすい植物です。
茎葉がゴワゴワした毛に覆われていて、触るとチクっとするのでお気を付けくださいね。
| 学名 |
| Borago officinalis ムラサキ科 ルリジサ属 |
| 別名 |
| ボラージ、ルリジサ、スターフラワー |
| 開花時期 |
| 4~8月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・・一重咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.3m ~ 0.9m 鉢植え:0.3m ~ 0.9m (一年草) |
| 栽培用途 |
| 庭植え、鉢植え、花壇、コンパニオンプランツ(イチゴ・ベリー類)など |
| 植栽適地 |
| 東北~四国、中国 |
| 育てやすさ |
| ★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:やや強い 害虫:ほとんど出ない |
| 花言葉 |
| 心変わり、鈍感、勇気、保護、安息、心を刺激する、不幸な愛情、憂いを忘れる、愁いを忘れる、私はすべてを失った |
種 |ボリジ/ホワイト15粒
の育て方
植え方・用土
日当たりが良く、風通しと水はけの良い場所を好みます。種まきは秋に行います。寒さには強いのですが、高温多湿に弱いため夏までの一年草扱いです。多湿にめっぽう弱いので株間は50cmは開けましょう。(ボリジの適正生育気温は15~20度前後です)
枯れた下葉、タネを取らない終わった花は適宜取り除きます。
水やり
土が乾いたらたっぷりと与えます。与えすぎると、弱るため気持ち乾燥気味に管理します。
肥料のやり方
肥料はあまり必要ありません。花が咲き始めたら一株あたり、固形肥料2gほどで充分です。3ヶ月を目安に与えますが、庭植えですとほとんど必要ありません。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
種
