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ケープグースベリー 食用ほおずき の特徴と育て方


食用ほおずき ケープグースベリー

● 食用ほおずき ケープグースベリーの品種の特徴

「ケープグースベリー」は背丈が60~90cmの矮性品種で、夏から秋にかけてがくが袋状に大きくなり、その中に果実を包み込みます。盛夏を過ぎる頃から、がくが褐色化しその中に球状の果実が黄色く熟れます。黄色の食用ホオヅキの実をつけます。果実は甘酸っぱく、どことなくニンニクのような風味もあります。そのままでも食べられ、ジャムやソースにしても美味しいです。
果実は収穫後もガクの中で長く日持ちします。
常温保存でも数週間保存できるので、家庭菜園におすすめです。

「食用ほおずき」はほおずきの袋の中にオレンジ色のトマトのようなほの甘い実がなるナス科の野菜です。その種類は100以上あり、アメリカ大陸、アジア、ヨーロッパと世界中に分布しています。オレンジチェリー、ゴールデンベリー、ストロベリートマトなどさまざまな名前が付けられています。コンパクトな草姿で育てやすく、栄養価の高い果実が楽しめる食用ホオズキ。
家庭菜園初心者にもおすすめの品種です。

種 |ストロベリートマト S 10粒
の育て方

植え方・用土

トレーに培養土和みを入れて、種を等間隔にまいて薄く土をかぶせてください。20~30度で湿った状態を保ちながら発芽させます。発芽後本葉2~3枚くらいに苗が大きくなってきたら、5cm間隔に間引くか、小さいポットに移植してください。
ストロベリートマトは気温変化に弱いので、20~30度を保てる環境で苗を育てます。発芽までは2週間程度時間がかかります。株が小さいうちは成長は遅いです。
十分大きくして、霜の心配がなくなってから畑などに定植してください。植え付け間隔は30~60cmくらいです。


水やり

過湿を嫌うため、土の表面がしっかり乾いてから水やりを行います。
乾燥気味に育てると甘みがのった実ができます。ただし、水切れ注意です。


肥料のやり方

生育初期には『緩効性の肥料の元気玉』を土に混ぜ込み、成長期には月に1~2回の液肥を与えます。
肥料が多すぎると実付きが悪くなることがあるため注意します。


花芽の付き方

葉の付け根に花芽がつき、花が咲いた後にガクに包まれた果実ができます。


剪定方法

枝が茂りすぎる場合は間引き剪定をしたり、支柱を立てて支持してください。


その他豆知識

種まきから収穫開始まで約100~120日です。


病害虫の予防法

アブラムシやハダニがつくことがあります。見つけたら早めに防除してください。
株元の風通しを良くし、乾燥を保つと予防に効果的です。




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