● 赤ケール カーリータイプ 赤葉の品種の特徴
こちらは寒さにあたると赤色が増してくるケールです。大株に育てて、寒さにあたったころに収穫するのがベストです。寒くなる前の収穫は、茎部が赤いケールですが、寒さにあてるほどに甘みが増します。炒め物や、ケールチップスなど、油と相性が良い野菜です。刻んで生のサラダでもおいしくいただけます。
ケールは結球しないキャベツの一種で、キャベツの原型とも言われています。温暖な気候であれば一年中栽培可能で、収穫量も多く、食物繊維、カルシウム、ビタミンといった栄養豊富な野菜です。日本では青汁の材料として知られているほか、サラダや炒め物などの具材としても使われています。
| 学名 |
| Brassica oleracea var. sabellica アブラナ科 アブラナ属 |
| 別名 |
| リョクヨウカンラン(緑葉甘藍)、ハゴロモカンラン(羽衣甘藍) |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色 |
| 最終樹高 |
| (二年草) |
| 栽培用途 |
| サラダ、炒め物、ケールチップス |
| 植栽適地 |
| 北海道~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
| ★★★★☆ 育てやすい 耐陰性やや弱い、 耐寒性やや強い、耐暑性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:やや強い 害虫:普通 |
| 花言葉 |
| 愛をつつむ |
種|赤ケール (カーリータイプ/赤葉)の育て方
植え方・用土
種まきの時期は、3月~6月、9月です。ポットに種を3~4粒まき(直播きも可)、土は浅く覆土します。生育の良い苗を1本残し、本葉が5~6枚で株間を約40~50cmとって定植します。収穫開始の目安は種まきから100~120日です。耐寒性に優れるので大株に育てやすい品種です。風通しの良い、日当たりの良い場所で育ててください。生育適温は15~20℃ぐらいです。
水やり
土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
肥料のやり方
植えつけてからは2週間おきぐらいに追肥をしてください。ケールは次々と葉が大きくなり、順次収穫しますので、肥料切れにならないようにしてください。
その他豆知識
収穫は外葉が長さ30~40cmに成長し、葉色が濃くなった頃から始められます。キャベツのように株ごと収穫するのではなく、葉色の濃い大きく成長した外葉から順次取っていきます。1度に2枚ぐらいづつ順次摘み取って収穫してください。
病害虫の予防法
ケールの幼葉はアオムシやアブラムシなど付きやすいので、防虫ネットやトンネルなどを設置するとよいです。
育て方のまとめ
連作障害が起こります。
