
● コーデックス ペラルゴンイフォリアの品種の特徴
ジャトロファ・ペラルゴニイフォリア(Jatropha pelargoniifolia)は、アラビア半島から東アフリカにかけて自生するトウダイグサ科ジャトロファ属の塊根植物です。丸く膨らんだ塊根(コーデックス)と、ゼラニウム(Pelargonium)を思わせる切れ込みのある葉が特徴で、種小名「pelargoniifolia(ペラルゴニイフォリア)」も「ゼラニウムのような葉」という意味に由来します。
生育期には鮮やかな赤色の花を咲かせ、塊根植物の中でも観賞価値が高い人気種です。乾燥地に適応した植物のため、成熟すると塊根がゆっくりと肥大し、年月とともに存在感のある樹形へと育ちます。実生では塊根が自然な形で形成されるため、育てる楽しみを長く味わえるコーデックスです。
根元が丸く膨らんで像の足のようになる植物を塊根植物とかコーデックスと言います。
| 学名 |
| Jatropha pelargoniifolia トウダイグサ科 ジャトロファ属 |
| 開花時期 |
| 4~9月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 鮮紅色~赤色 |
| 最終樹高 |
| 鉢植え:0.3m ~ 1m (落葉性多肉植物) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、温室、観葉植物 |
| 成長の早さ |
| 遅い |
| 植栽適地 |
| 沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。) |
| 育てやすさ |
| ★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
種子 【 コーデックス ジャトロファ ペラルゴンイフォリア】
の育て方
植え方・用土
生育適温は20~35℃程度です。
風通しを良くし、雨に長期間当てないよう管理すると根腐れを防げます。植え替えは2~3年に1回、生育開始前の春に行うのがおすすめです。
春から秋の生育期は、日当たりと風通しの良い場所で管理します。十分に日光を当てることで塊根が締まり、丈夫に育ちます。
真夏の強い西日では葉焼けすることがあるため、真夏は30~40%程度の遮光を行うと葉を美しく保てます。
冬は10℃以上を目安に管理すると安全で、5℃以下になる環境では室内へ取り込みます。
用土は水はけの良いものを使用します。硬質赤玉土(小粒)5割、軽石(小粒)3割、日向土または鹿沼土2割程度を配合した用土や、市販のサボテン・多肉植物用培養土がおすすめです。
水やり
生育期と休眠期の水やりにメリハリをつけることが栽培のポイントです。
生育期は用土が完全に乾いてから鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。休眠期は落葉後に徐々に水を控え、月1~2回、塊根が極端に萎まない程度の水やりに留めます。過湿は根腐れや塊根腐敗の原因となるため注意してください。
肥料のやり方
荒れ地に自生しているので、特に肥料はあたえません。
増やし方
種、挿し木(挿し木は根が膨らみにくい)
種まき
種まき適期は5~7月頃、発芽適温は25~30℃です。
順調であれば7~21日ほどで発芽が始まり、新鮮な種子では発芽率はおおむね60~90%程度が期待できます。
【種まきの方法】
播種には「硬質赤玉土(小粒)」単用、または硬質赤玉土(小粒)7割+バーミキュライト3割程度の清潔で水はけの良い用土を使用します。
種は横向きに置くか、5~10mmほど覆土してください。種まき後は霧吹きなどで十分に湿らせ、腰水管理または乾燥しないように管理します。
育苗トレーや鉢は、直射日光を避けた明るい日陰や遮光した温室に置き、25~30℃を維持すると発芽しやすくなります。
発芽後は徐々に日当たりに慣らし、風通しの良い環境で育てます。
