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パープルプリッキー ウチワサボテン トゥナフルーツの特徴と育て方 種子 10粒

● ウチワサボテン パープルプリッキーの品種の特徴

「パープルプリッキー」は寒さの当たると美しいパープルに葉が染まるサボテンです。大変美しく庭木としてかなり価値があります。紫色は寒さや強光によるストレスで濃く発色します。生育期にはやや青みが強くなることがありますが、生育には問題ありません。

オプンチア ビオラセア var. マクロケントラ(Opuntia santarita)は、アメリカ南西部からメキシコ北部に自生するサボテン科オプンチア属の美しいウチワサボテンです。「サンタリタウチワサボテン」の名前でも知られ、低温や乾燥、強い日差しを受けることで、青灰色の茎節(パッド)が鮮やかな紫色へと変化する姿が最大の魅力です。

春には鮮やかな黄色の花を咲かせ、中心部は赤みを帯びることが多く、紫色の茎とのコントラストは非常に美しく観賞価値に優れています。花後には赤紫色の果実を実らせ、野鳥などの餌にもなります。乾燥地の景観植物として人気が高く、ドライガーデンやロックガーデンのアクセントにも最適です。

非常に丈夫で耐寒性にも優れ、日本でも暖地では屋外栽培が可能です。季節や環境によって青色から紫色へと変化する幻想的な色彩を一年中楽しめます。

オプンティア(ウチワサボテン属)の花の香りは、一般的に「爽やかで甘い香り」や「メロンに似た香り」と表現されます。また、花だけでなく、果実も爽やかな良い香りを放ちます。

ウチワサボテンの葉の脇には刺座があり、ここに刺があります。ウチワサボテンの刺の表面には細かい返しがついており、刺さると抜けずに折れます。主たる刺の他に細かい毛のような刺(芒刺)が刺座に密生することもあります。これにも顕微鏡サイズの細かい返しがついている上、容易に脱落します。触ると厄介な植物の一つなので、作業時はゴム手袋などを活用してください。

トゥナフルーツはメキシコなどを原産とするウチワサボテンになる果実の総称です。りんごやキウイ、柿に例えられるような爽やかな甘みとみずみずしさが特徴で、現地ではメジャーなフルーツとしてそのまま食べたり、ジュースなどに加工されたりします。

学名
Opuntia violacea var. macrocentra/Opuntia santarita サボテン科 オプンチア属
別名
パープル・プリッキー・ペアー、オプンチア・マクロセントラ、ムラサキウチワサボテン、サンタリタウチワサボテン、パープルオプンチア
開花時期
4~6月 (7~9月頃)
花色・大きさ・花形
黄色(中心部は赤橙色)
香りの強さ
★★☆☆☆ 微香 ほのかに甘い香り
果実の大きさ
4~6cm 豊産性普通
果実の用途
生食、ジャム、ジュース、観賞用
結果年数
4~6年
自家結実性
1本でなる(自家結実性・自家和合性あり)(自家結実性がありますが、他株があると結実率が向上します。)
推奨受粉樹・結実率順で記載
特になし(他株があると結実率向上)
最終樹高
地植え:1m ~ 1.5m 鉢植え:1m ~ 1.5m (多年生サボテン)
最終葉張り
2m ~ 3m 半開張性で株立ち状に分枝します。
栽培用途
鉢植え、地植え、庭植
植栽適地
北海道南部~沖縄
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性
耐寒性とても強い(-15度)、耐暑性とても強い、耐乾性弱い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
トゲの大きさ
長い刺は2~5cm程度。細かなグロキディアもあり、触れると刺さりやすいため注意が必要です。

種子【サボテン パープルプリッキーカクタス】の育て方

植え方・用土

年間を通して日当たりと風通しの良い場所で育てます。十分な日光を当てることで丈夫な株になり、開花・結実も良くなります。日照不足では徒長しやすく、花付きも悪くなります。
水はけを重視した用土を使用します。硬質赤玉土小粒4:軽石小粒4:日向土2程度の配合がおすすめです。市販のサボテン用培養土でも問題なく育てられます。
風通しの良い環境で管理し、雨ざらしでも育ちますが、寒冷地では水はけの良い場所で管理してください。鉢植えでは長雨による過湿に注意してください。大きく育つため、植え替えは2~3年に1回を目安に行います。細かな刺(グロキディア)があるため、植え替えや収穫時は厚手の手袋を着用してください。


水やり

春から秋は用土が完全に乾いてからたっぷりと与えます。乾燥には非常に強く、多湿を嫌います。冬は月1回程度を目安に控えめにし、低温時は断水気味に管理してください。


肥料のやり方

春と秋に緩効性肥料を少量施します。肥料は控えめに管理した方が締まった美しい株になります。


花芽の付き方

前年に成熟した茎節の先端付近に花芽を形成します。


剪定方法

3月~8月に行うのが最適です。大きくなりすぎた株のサイズ調整や、形を整えるために剪定をします。株が健康であれば必ずしも必要ではありませんが、通気性を良くし、病気を防ぐためには効果的なお手入れです。
葉と葉のくびれている節の部分で切ります。途中で切ると枯れ込みの原因になるため、必ず付け根の関節部分を切り落としましょう。切り口から菌が入るのを防ぐため、直射日光の当たらない風通しの良い日陰で、3~7日ほど切り口を十分に乾燥(カルス化)させてください。


その他栽培や性質の注意点

紫色を美しく発色させるには、十分な日照と昼夜の温度差が効果的です。雨の多い地域では軒下やロックガーデンなど排水性の良い場所で育てると根腐れを防げます。細かい刺(グロキディア)があるため、作業時は厚手の手袋を着用してください。


病害虫の予防法

風通しを良くし、過湿を避けることで根腐れやカイガラムシの発生を予防できます。発生初期はブラシなどで除去し、多発時は適用薬剤で防除してください。


増やし方

種まきや挿し木で増やします。

種まき
【種まき時期】 4~7月
【発芽適温】 25~30℃
【発芽日数】 14~30日程度
※環境や種子の鮮度によって前後します。
【発芽率】 新鮮な種子では70~90%程度の発芽率が期待できます。種皮が硬いため、播種前に傷を付けたり吸水処理を行うことで発芽率が向上します。古い種子では40~60%程度まで低下することがあります。

【種まきの方法】
種まき用土は、赤玉土小粒4:バーミキュライト3:軽石小粒3程度に配合した清潔で排水性の高い用土、または市販のサボテン・種まき用培養土を使用します。
種子は硬実種子のため、紙やすりなどで種皮に軽く傷を付けるか、ぬるま湯に24時間ほど浸して吸水させると発芽率が向上します。播種後は2~3mm程度ごく薄く覆土し、霧吹きや腰水で用土全体を湿らせます。
種まき後は直射日光を避けた明るい日陰で25~30℃を維持します。屋外では雨の当たらない明るい軒下、室内では植物育成ライト下やレースカーテン越しの窓辺で管理してください。発芽後は徐々に日光へ慣らし、本格的に生育を始めたら腰水をやめ、乾湿のメリハリをつけながら丈夫な苗に育てます。

【種子の保存方法】
密閉容器に乾燥剤とともに入れ、高温多湿を避けた5~10℃程度の冷暗所、または冷蔵庫の野菜室で保管してください。オプンチア属の種子は比較的保存性がありますが、発芽率を維持するためには購入後1~2年以内に播種することをおすすめします。

挿し木
切り落とした葉は、新しい株として増やすことができます。
切り口を1週間ほど日陰で完全に乾かします。水はけの良いサボテン用の土に3分の1ほど埋めるだけで、簡単に根付きます。
植え付け後は1~2週間ほど水やりを控え、その後は通常の水やりに移行します。

サボテン・バナナの種の播き方

(1) 清潔な用土を用意します。

例:小粒の赤玉土や小粒の鹿沼土を中心に用い、必要に応じて少量のバーミキュライトを混ぜてもよいでしょう。

(2) 種子を水、または殺菌剤を薄めた水に一晩浸します。

(3) 準備した用土の上に、種子を置くようにしてまきます。

サボテンの種子は小さいものが多いため、土は薄くかぶせるか、かぶせずに管理する方法でも構いません。

発芽後に植え替えることを前提としているため、種子同士の間隔は狭くても問題ありません。

(4) 発芽するまで、用土が乾かないように管理します。

ただし、湿度が高すぎるとカビや腐敗の原因になるため注意してください。

(5) 発芽後、苗がある程度大きくなり葉(または本体)が育ってきたら、一株ずつ鉢上げします。

その際、根を傷つけないよう丁寧に扱います。

※ 発芽までの期間は種によって異なります。サボテンやバナナは、原産地の気候に近い温度や湿度などの条件が整ったときに、一斉に発芽する傾向があります。また個体によっては、播種から1年以上経ってから発芽する場合もあります。




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