
● アガベ (mckelveyana x utahensis)の品種の特徴
mckelveyana x utahensis は母マッケルベヤナと父ユタヘンシスのハイブリッドです。
マッケルベヤナの耐寒性とユタエンシスの美しい棘・造形を兼ね備えたハイブリッド品種です。薄い黄緑色の葉や白く美しい棘が特徴で、成長は遅めです。主に種子(実生)から育成され、乾燥と寒さに強い多肉植物です。
アガベは「単子葉植物」でリュウゼツラン科の植物です。和名は竜舌蘭で別名「アガベ」。ランと名前についていますが、蘭の仲間ではありません。本当に珍しい植物なので、かなり高値で取引されています。
この植物の触れ込みが「約半世紀に一度しか花が咲かない」なんです!単純に半世紀などと言われていますが、実際には30~40年くらいに一度の花だそうです。かつては100年に一度咲くとも言われ、「センチュリープラント」の別名がつけられたんです。ちなみに花が咲くときは、茎が数メートルくらいグ~ンと伸び、花を付けるそうです。開花後はそのまま枯死してしまいます。子株を株分けして増やしておきましょう。
ただし注意点があります。葉には「トゲ」があるので、取り扱いには十分お気をつけ下さい。アロエに似ているだけあってメキシコなどに自生するそうです。そして食用や繊維食物としても使われるそうです。
アガベのハイブリッド(Hybrid)は、異なる種類のアガベ同士を人工的に、あるいは自然環境下で掛け合わせて生まれた「交配種」のことです。原種にはない、鋸歯の激しさや葉の広さや色、独特の模様など、両親の良いとこ取りをしたユニークな性質が魅力です。強健な性質を持つことも多く、病害虫に強かったり、根張りがよく生長がはやいことが多いです。雑種強勢の仕組みで環境適応力が強いです。
一般的には種子をつける母親の特徴がベースとして強く出やすいと言われています。しかし、成長するにつれて父親の強烈な特徴が出てくることもあり、最終的にどのような性質に育つか分かりません。
| 学名 |
| Agave mckelveyana x Agave utahensis リュウゼツラン科 リュウゼツラン属 |
| 別名 |
| リュウゼツラン |
| 交配親 |
| mckelveyana (母) x utahensis (父) |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色 |
| 最終樹高 |
| 地植え:m ~ 1.2m 鉢植え:m ~ 1.2m (常緑多年草) |
| 最終葉張り |
| ロゼット状 |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、観葉植物 |
| 成長の早さ |
| やや遅い |
| 植栽適地 |
| 関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
| ★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い(-12度)、耐暑性強い、耐乾性とても強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
種子【アガベハイブリッド(mckelveyana x utahensis)】の育て方
植え方・用土
基本的に苗の植え付けは春か秋の生育期に行います。0度を下回ることがある地域では鉢植えで管理します。用土は通気性と排水性の良い多肉植物用の培養土で大丈夫です。
地植えの場合は、花ひろば堆肥「極み」を使って植えていただくと良いでしょう。湿気を極端に嫌うため、土を盛り上げて高植えにします。
根詰まりすると生育が止まり、葉が黄色く変色して枯れ混んできます。ですので鉢植えの場合は2年に一度くらいの頻度で植え替えてください。基本的に日向を好むため、冬に室内に取り込むときも日が当たるような場所が望ましいのですが、真夏の直射日光には弱いので半日陰で管理してあげましょう。
水やり
リュウゼツランの育て方のポイントは、とにかく「過度な水やりを控える」です。水やりは土の表面が完全に乾いてから与えてください。春から秋までは土の表面が乾いてから1週間に1回程度を目安に与えます。冬は乾燥ぎみに育て、月に1回程度で十分です。
水を与える際は、鉢底から水が出るまでたっぷりと与えます。
肥料のやり方
肥料は20cm以上になってから緩行性の化成肥料を4月から10月の間、2ヶ月に1度くらいの頻度で株まわりに一握り程度与えてください。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。まれに葉にカイガラムシが発生することがあります。春過ぎに予防のための消毒を散布すると尚良いでしょう。
育て方のまとめ
春から秋に掛けては戸外で管理してもOK。ただし夏の直射日光に若干弱いので、葉焼けするようであれば半日陰や日陰で管理して下さい。
冬は基本的に室内で管理します。耐寒温度は0度。寒さには比較的強い観葉植物ですが、霜に当たれば枯れてしまいます。暖地であれば戸外でも越冬は可能です。
増やし方
種まき
春~初夏が発芽適期です。
種の発芽適温は25~30度で、発芽日数は15~30日くらいです。
【種まきの方法】
カビ予防のためにベンレート2000倍溶液に5~6時間浸しておきます。
バーミキュライトと赤玉土小粒を混ぜた保水性が良く、細かい土)に種子を土に軽く押し込むようにし、土はかけずに光が入るようにしておきます。
水を張った入れ物に浸し、土を湿らせ、蓋をした容器で気温は25~30度の明るい日陰で管理します、
発芽して本葉が出たら多肉植物用の土に深めに植え替えます。
