
● コムラサキ 白式部の品種の特徴
白式部(シロシキブ)は、ムラサキシキブの白実品種です。この品種は、実がぼんぼりの様に付き、枝のしなっているので実際はコシロシキブだと思われます。花が少なくなる秋の庭を明るく彩ります。
2024/11/09追記:こちらの品種は白実のはずですが写真のように紫色に色づいてきました。紫色の実の場合は、緑⇒紫のように変化するはずですが、こちらはしっかり白くなってから徐々に色づいてきており、原因はわかりません・・・
「コムラサキ(小紫)」は園芸店ではムラサキシキブの名で販売されていることがありますが、実際は別品種でムラサキシキブよりたくさん実をつけシダレるような枝ぶりが特徴です。「小」紫なのにムラサキシキブよりたくさん実をつけるのは何だか変な感じです。
| 学名 |
| Callicarpa dichotoma var. Albi-fructus クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 |
| 別名 |
| シラタマコシキブ、シロミノコムラサキ |
| 開花時期 |
| 6月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白 |
| 結果年数 |
| 1~2年 |
| 最終樹高 |
| 地植え:1.2m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木) |
| 最終葉張り |
| 0.5m ~ 1m |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、花壇、切り花、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場など |
| 植栽適地 |
| 北海道~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
| ★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
シロシキブの育て方
植え方・用土
移植や植え付けは9月~入梅までに行います。肥沃な土地を好む木です。日陰でも強く育ちますが花付きを良くするためには日あたりで育ててください。
植え付けの際は腐葉土や花ひろば堆肥“極み”を多めにすきこみ植えます。水はけの良い場所を好みます。鉢植えでも大丈夫ですが、根詰まりを起こしやすいので1年に一回は大きな鉢に植え替えてやるほうがオススメです。
水やり
夏の暑い時期は水切れをおこしやすいので、たっぷり水を与えてあげてください。
肥料のやり方
2月に寒肥を株周りに堆肥と油かすなどを多めに埋め込みます。
剪定方法
特に必要ありません。伸びすぎた枝を冬に切り詰めて樹形を整える程度です。
病害虫の予防法
通気が悪いとカイガラムシやうどん粉病がつくことがあります。
増やし方
挿し木や株分けで増やせます。挿し木の時期は3月と5月、9月です。株分けは3月下旬から4月に行います。
