カヤ(榧)はイチイ科の常緑針葉樹で、成長は遅いものの寿命が長く1000年にも及びます。 枝葉、果実、材の活用性が非常に高く、大気汚染に強い樹木です。
実は、花が咲いた翌年の秋に熟し、炒って食べたり、砂糖漬けのお菓子などを作る他、油を絞ることができます。
また、木材としても大変優秀で、高級な将棋盤、碁盤やまな板などに使われてきました。かつては日本の山々に自生していましたが、明治以降に伐採が進みその数は激減し、カヤの材木は入手困難な幻の木となってしまったそうです。
※カヤは雌雄異株です。この商品は雌雄の区別はついておりません。花が咲くまで雌雄の判断はできません。
●苗木の形状
ポット部分も含め約50cm前後くらいのポット苗の商品です。この商品は通常梱包でのお届けとなります。1梱包19本まで同梱できます。
●カヤ(榧)特徴
| 学名 |
| Torreya nucifera イチイ科カヤ属 常緑針葉樹 |
| 開花時期 |
| 4~5月頃 花後に緑色の実がつき、翌年の秋に紫褐色に熟す。 |
| 最終樹高 |
| 15~35m くらい 高木樹 |
| 成長速度 |
| 遅い |
| 日照条件 |
| 日向~日陰 |
| 植栽適地 |
| 東北南部~沖縄 |
| 育てやすさ |
| 耐暑性強、耐寒性ややあり、耐陰性強、大気汚染に強い、やせ地でも育つ。 |
| 栽培用途 |
| 庭植え、生垣、学校、公園 など |
