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斑入り マンリョウ の特徴と育て方 niwa_jt024

● マンリョウ 斑入りの品種の特徴

年中楽しめるカラーリーフの斑入りマンリョウです。
斑入りマンリョウは一般の緑葉の万両よりも生長が遅く、性質も少し弱いです。冬は鉢植えで屋内越冬のほうが良いかもしれません。
実付きは普通の万両よりも劣ります。マンリョウは基本的には実生(種まき)でしか繁殖が出来ず、しかも斑入は実生だと斑が消えてしまうものが多数あり、あまり増やせないのが現状です。赤実や白実など色々な樹から実生しておりますので、どちらの実がなるかは実がなってみないとわかりません。

万両(マンリョウ)は百両などよりも丈が高くなり、多く実をつけるので、より縁起のよい名になった常緑樹です。お正月などに飾られます。
ぎざぎざの葉で隠すように色鮮やかな果実をつけます。果実は12月に成熟し、美しいです。翌年の初夏までついています。
別名:ハナタチバナ。サクラソウ科に分類されることもあります。

学名
Ardisia crenata ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
別名
ハナタチバナ
花色・大きさ・花形
中輪咲き
果実の用途
観賞用
結果年数
1~2年
最終樹高
地植え:0.5m ~ 0.8m 鉢植え:0.5m ~ 0.8m (耐寒性常緑低木)
最終葉張り
0.3m ~ 0.5m
栽培用途
鉢植え、寄せ植え、盆栽、下草、記念樹、プレゼント
成長の早さ
遅い (10cm/年)
植栽適地
南関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:半日陰~日陰、耐陰性強い、
耐寒性やや弱い、耐暑性強い、耐乾性普通
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
「寿ぎ」「陰徳」「徳のある人」

マンリョウ|斑入り ポット苗の育て方

植え方・用土

8月下旬~9月ごろ、4~5月が植え付けの適期です。鉢植えで冬越ししてから、春に庭に植えるのが良いでしょう。 半日陰の水はけの良い肥沃な土壌に植えます。直射日光がきついと葉が黄色や黒く焼けます。堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。ひどい寒さにあたると葉が灰色にへたるので注意です。
明るい日陰で木陰などが適しています。


水やり

土が乾いたらたっぷり与えてください。冬は根腐れしないよう水の与えすぎに注意です。
地植えでは雨任せで大丈夫です。


肥料のやり方

肥料は控えめのほうがこっつりと引き締まった株になります。多肥にならないように、葉色を伺いながら、2月ごろと8月下旬頃にリン酸やカリが多い目の肥料を施します。


剪定方法

剪定をしなくても放任して育てても自然な樹形になります。間延びしてバランスが悪くなった場合は、主幹を切り戻して、新芽を出させて仕立て直します。


その他栽培や性質の注意点

マンリョウは強い直射日光に当たったり、土が乾燥してしまうと、葉が枯れたり、実つきが悪くなってしまうことがあります。水やりはこまめに見てあげてください。


病害虫の予防法

目立った病害虫などはあまり発生しません。




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