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チュウキンレン チュウキンレン の特徴と育て方

● チュウキンレン チュウキンレンの品種の特徴

「チュウキンレン」は、花径30cm内外の大きな黄金色の蓮のような花(苞)が、なんと300日咲きつづけます。ただ、めったに咲かないため、幻の珍花とも呼ばれています。開花した株はバナナ同様に世代交代のために枯れますが、わき芽が出てきますので、それを次の株として育てます。葉もバナナによく似ていますが、実は食べられません。標高1,000~2,500mの山地に生えるため、耐寒性に優れ日本でも露地植え栽培が可能です。(0度以下になると地上部は枯れこみタケノコのような幹だけ残ります)

学名
Musella lasiocarpa バショウ科 ムセラ属
別名
チャイニーズイエローバナナ、地涌金莲
開花時期
6月~10月
花色・大きさ・花形
黄色
最終樹高
鉢植え:0.9m ~ 1.5m (非耐寒性常緑多年草)
栽培用途
鉢植え、観葉植物
植栽適地
北海道~沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、
耐寒性弱い(0度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
幸福を招く

チュウキンレン |ポット苗の育て方

植え方・用土

バナナの近縁種で寒さに強く、0度以上なら葉のある状態で越冬できるようです。地上部が枯れても-18度以上なら根の状態で越冬が可能な非常に強健な品種。
日当たり、水はけの堆肥などをすき込んだ肥沃な土壌に植えつけます。温かい時期に植え付け、植え替えをします。4~8月が植え替え適期です。それ以降の植え付けでは根を傷めないように注意して植え替えてください。台風などで倒れることもあるため、30~40cmの深めに植え付け、根が張るまでは支えをつけましょう。


水やり

葉が大きいと水を多くほしがります。春~秋は土が良く乾くので土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。冬は土が乾いていなければ水は与えません。乾かし気味に育てて土がよく乾いてから水やりをしてください。


肥料のやり方

緩効性化成肥料元気玉を3月下旬から11月まで 2ヵ月に1回のペースで与えます。肥料が不足すると葉が黄色くなります。葉色が薄くなる時は有機液肥を与えてください。


剪定方法

枯れ葉は生え際で取り除いてください。株元から子株が出てきますが、株分けしない場合は早めに取り除いておきます。花が咲くとその株が枯れこみますので、子株を株分けして更新していきます。


病害虫の予防法

病気はほとんど出ません。まれにハダニが出るので、1~2週間に1回は葉に思いっきり水をかけてハダニを吹き飛ばしてください。ハダニは水が苦手です。


増やし方

株分けで増やします。4~9月に土が根になるべく多く残すように株分けします。土がほとんど付いていない状態で分けた場合は地上部を切り戻しておけば新しい芽が出てきます。




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