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矮性種 アメリカデイゴ の特徴と育て方

アメリカデイゴ 矮性

● アメリカデイゴ 矮性種の品種の特徴

アメリカデイゴの矮性品種です。従来種よりも樹高が低くまとまりやすいのが特長です。鉢植えや小さな庭でも育てやすく、花つきも良好です。枝ぶりもコンパクトで暴れにくく、管理がしやすい点も魅力です。

「アメリカデイゴ」はマメ科の落葉低木樹で、鹿児島県の県木でもあります。耐寒性がないため地植えは関東以南での栽培に限定されますが、街路樹や庭木として利用されます。夏から秋の花の少ない時期に、目立つ蝶型の赤い花を下向きに咲かせます。

学名
Erythrina crista-galli マメ科 デイゴ属
別名
カイコウズ(海紅豆)
開花時期
6~8月
花色・大きさ・花形
最終樹高
地植え:3m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木)
栽培用途
庭植、鉢植え、街路樹など
成長の早さ
早い
植栽適地
関東地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 育てやすい
日照条件:日なた、
耐寒性やや弱い(5度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通につく

矮性アメリカデイゴ |ポット苗の育て方

植え方・用土

鉢植え、庭植えともに日当たりのよい場所で育てます。日陰だと花が咲きません。水はけと水もちのよい、赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土を用います。草花用培養土など軽く乾燥しやすいものは適しません。
冬の寒さに弱いので、北風が当たらない場所で育ててください。細い枝は冬の寒さで枯れてしまうことがありますが、直径5cm以上の太い枝は-3度程度まで耐えます。


水やり

庭植えは、真夏に極端に乾燥するとき以外水やりの必要はありません。鉢植えは、表土が乾いたら十分に水やりをします。冬期は成長が止まるので乾かし気味に管理します。


肥料のやり方

根粒菌が共生しており、チッ素を固定するので、施肥をしなくても十分に生育します。施す場合は、芽吹きの始まる3月から4月に1回、緩効性化成肥料や油かすなどを根鉢の縁に沿って軽くすき込みます。


花芽の付き方

春に伸びる新しい枝(本年枝)に夏に咲く花芽ができます。6月に一番花が咲き終わったら、葉を数枚残してその枝を切り戻すと、脇芽が伸びて45~50日後にまた咲きます。これを繰り返すと晩秋まで繰り返し咲いてきます。


剪定方法

枝が伸びる前の3月に、混みすぎた枝や昨年伸びて姿を乱す不要な枝をつけ根から切り戻します。強剪定にも耐えるため、主枝だけになっても大丈夫です。花が終わったら、花のついた枝の基部から4~5枚の葉を残すように切り戻すことで、葉腋から新しい枝が伸びて再び花を咲かせます。温度が高い時期であれば、繰り返し開花させることができます。


増やし方

種まき、根伏せ




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