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うりずん 四角豆 の特徴と育て方

● 四角豆 うりずんの品種の特徴

沖縄では「うりずん豆」、「ウリズン」と呼ばれています。
四角豆の中でも日長に鈍感で、長日期でも開花しやすい早生品種です。高温性で夜温13度以上、単日植物ですが長日(13~14時間以下) でも開花する品種です。開花後15日~20日くらい、莢(さや)の長さ10~15cmが収穫の目安です。
綺麗な緑色の莢は4枚のひだがあります。シャキッとした食感でおいしく、サヤインゲンのように茹でたり、天ぷらや炒め物などにも利用できます。

熱帯アジア原産のマメ科の野菜で、夏に実を収穫して、冬には芋掘りも楽しむことができる注目の植物。莢(さや)・弦先・地下茎も食用にすることができ、家庭菜園での人気が年々高まっています。
莢の四隅に翼のような稜 (りょう) がついており、切った断面が四角いことからシカクマメという名前がつきました。 サクサクとした歯ごたえでわずかな苦みがあり、天ぷらにしたり、茹でてあえ物や炒め物などにしてお召し上がりください。
ゴーヤやパッションフルーツなどと同様に、グリーンカーテンプランツ (緑のカーテン) として楽しめる植物で、まだほとんど流通していない珍しい品種です。

学名
Psophocarpus tetragonolobus マメ科 シカクマメ属
別名
うりずん豆、ウリズン、しかくまーみ
収穫時期
9月~10月頃
最終樹高
地植え:m (一年草)
植栽適地
関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、
耐寒性弱い(13度)、耐暑性強い、耐乾性弱い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんど出ない

四角豆 しかくまめの育て方

植え方・用土

霜に当たると枯れる場合がありますので、植え付けは春になってから行ってください。
基本的に用土は培養土を使い、日当たりの良い場所で管理してください。つる性植物なので枝が伸びます。緑のカーテンとしてお使いいただいても良いです。
連作障害を起こしやすいので、前年にマメ科植物を植えた土には、植えないようにしましょう。


水やり

乾燥にとても弱く水切れにはご注意ください!水やりの目安は「土の表面が乾いたら」たっぷり与えてください。
特に夏場は水きれを起こしやすいので、毎日表土をチェックしてあげてください。


肥料のやり方

肥料については春以降の生育時期、開花時期などに緩効性の化成肥料か、液体肥料をお使いください。
ちなみに、化成肥料に含まれるリンが開花に影響を与えます。リンが含まれない肥料を与えても花が咲かない場合があります。


その他豆知識

暑さに強い植物なので、夏場の管理は問題ありません。とにかく水切れにだけご注意いただくのと、日当たりの良い場所で管理してください。つる性植物ですのでネットや何か枝を這わせるものを用意してどんどん枝を伸ばしてあげてください。




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