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ストロベリーマーブル ハイビスカス サマリフィックの特徴と育て方

● ハイビスカス ストロベリーマーブルの品種の特徴

「ストロベリーマーブル」はサマリフィックシリーズのハイビスカス。やわらかなストロベリーピンクの大輪の中心に濃厚な赤が可愛らしいです。夏の庭に次々と大きな花を咲かせ、見るたびに新しい表情を楽しませてくれます。

「ハイビスカス」とはアオイ科フヨウ属の総称です。本来はムクゲなどもこちらの仲間になりますが、日本では熱帯性のフヨウの花木を指すことが多く、南国の雰囲気をまとった植物として広く親しまれています。

2025年に発表されたハイビスカスの「サマリフィック」シリーズは、-30℃まで耐えられる驚異的な耐寒性を備えています。寒さを苦手とし日本では冬越しが難しいとされてきた一般的なハイビスカスとは異なり、お庭で何年も育てられる宿根ハイビスカスです。耐暑性も抜群で高温多湿の真夏の日本でも、きれいな花姿を魅せてくれます。1つ1つの花が大人の手のひらほどのサイズがあり迫力満点です。生育旺盛なので地植えや花壇がおすすめ。年々立派な株に生長し、たくさんの花をつけてくれるでしょう。春の芽吹きは少し遅いです。

学名
Hibiscus hybrid アオイ科 フヨウ属
別名
ブッソウゲ(仏桑花)
開花時期
夏~秋
花色・大きさ・花形
中心が赤で花弁はピンク
最終樹高
地植え:0.9m ~ 1.4m (耐寒性落葉低木)
最終葉張り
1.1m ~ 1.5m
栽培用途
庭植え、地植え、花壇、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場など
成長の早さ
樹勢が強い
植栽適地
関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、
耐寒性強い(-30度)、耐暑性とても強い
耐病害虫性
耐病性:強い
芽吹き時期
遅い
花言葉
繊細な美、しとやかな恋人

ストロベリーマーブル (PW)の育て方

植え方・用土

やせた土地でも育ちますが、水はけのよい場所に植えつけてあげましょう。基本的に地植えがおすすめです。害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。真夏と真冬を除いて周年植えつけ可能です。


水やり

土が乾いたら、たっぷり与えてあげてください。庭植えの場合は、数年して根が張り大きくなればある程度、葉で株元に陰が出来るので、神経質にならなくても大丈夫です。
しかし葉が大きいので、それなりに水がなくなる早さも早いです。特に苗が若いうちは、夏場の水やりに気をつけてください。


肥料のやり方

植えつけ時に元肥を施し、春の生育期は月に一回程度緩効性の置き肥をあげてください。夏は、薄め(1,000~2,000倍程度)に希釈した液体肥料を週に1回程度あげると、花つきが良くなります。


剪定方法

大きさをコントロールする際は休眠期に入るまでの期間(10月下旬~11月)くらいに強剪定(切り戻し剪定)を行います。乱れた枝や枯れた枝、込み合った枝の剪定は適宜行って大丈夫です。


病害虫の予防法

4月ごろはアブラムシがつくことがあります。夏から秋はハマキムシがつきやすいです。害虫駆除の消毒を定期的に散布します。カミキリムシの幼虫が入る事があります。




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