
● ヤマブキソウ 四季咲きの品種の特徴
四季咲き性のヤマブキソウです。低木の一重ヤマブキに似た花を繰り返し咲かせます。お庭の下草としてよく植えられますが、切花にして茶花にも利用することができます。
※葉や茎を切ると出てくる汁液は有毒なのでご注意ください。
| 学名 |
| Coreanomecon hylomeconoides(Chelidonium hylomeconoides) ケシ科 クサノオウ属 |
| 別名 |
| クサヤマブキ、イヌヤマブキソウ |
| 開花時期 |
| 4~10月頃 (四季咲き) |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄、山吹色・(3cm位)・一重 |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.2m ~ 0.3m 鉢植え:0.2m ~ 0.3m (耐寒性落葉多年草) |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、切り花 |
| 育てやすさ |
| ★★★★☆ やや育てやすい 日照条件:半日陰~日陰、 耐寒性強い、耐暑性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんど出ない |
四季咲きヤマブキソウの育て方
植え方・用土
朝日が当たる明るい日陰で育ててください。春は一日中日当たりで大丈夫です。夏は日陰で育ててください。
夏場の過失に弱いので、水はけの良い用土に植えて下さい。腐葉土を3割ほど混ぜて育ててください。
植え替えは毎年か1年おきに行ってください。根を傷めないように注意して植え替えます。
水やり
地植えの場合には雨の降らない日が続くとき以外には特に必要ありません。鉢植えの場合には表土が乾いたらたっぷりとやりましょう。夏場の水枯れに気をつけましょう。
肥料のやり方
植え付け時にリン酸とカリが多めの緩効性化成肥料を2~4粒程度与えます。
3月~9月は液肥を1500~3000倍に薄めて週1回与えます。夏は3000倍程度のほうが無難です。
庭植えでは春はリン酸とカリが多めの緩効性化成肥料を2~4粒程度与えます。夏は肥料は与えません。
その他栽培や性質の注意点
耐寒性はありますが、霜や凍結からは保護しましょう。
その他豆知識
丈夫で育てやすい植物です。半日陰~日陰を好みますが、春の生長期に十分日光に当てると丈夫な株へと育ちます。
病害虫の予防法
アブラムシやハモグリバエがつくことがあります。
増やし方
種まき、親株が大きくなるとこぼれ種で増えます。
株分けは根茎を2~3に分けますが、小分けにしないようにして株分けます。
