
● バーベナ バンプトンの品種の特徴
バーベナのハンプトンは細い花茎が立ち上がり、穂先にピンク色の小さな花が咲きます。葉色は気温が低いと銅葉(紫色)になり、花も気温が低いと赤くなります。
四季咲き性で初夏から冬の直前まで繰り返し咲いてくれます。暖地では夏に花が咲かなくなることがありますが、冷涼な地域では夏も咲き続けます。秋になると葉色が濃くなり、花色も濃くなります。気温が低ければ低いほど美しさが増してきます。花が咲き終わったら短めに切り戻しておくと次々に開花してきて長く楽しめます。
他のバーベナよりも比較的コンパクトで背があまり高くならず、枝は細かく分岐するので、丸い草姿に成長します。
とても丈夫な性質で、放任しても育ちます。花後に放置しておくとこぼれ種でも増えます。冬は地上部が枯れ込んで根だけで越冬します。
| 学名 |
| Verbena officinalis 'Bampton' クマツヅラ科 バーベナ属 |
| 別名 |
| バーベナオフィシナリス、コモンバーベイン |
| 開花時期 |
| 5月~11月 (四季咲き) |
| 花色・大きさ・花形 |
| ピンク色・小花(1cm位)・一重の小花が短めの円錐状に房咲きします。 |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.5m ~ 0.8m (耐寒性落葉多年草) |
| 最終葉張り |
| 0.5m ~ 0.7m 球状 |
| 栽培用途 |
| 地植え、花壇、ボーダー、宿根草花壇 |
| 植栽適地 |
| 北海道~九州 |
| 育てやすさ |
| ★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性普通、 耐寒性強い(-25度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
バーベナ バンプトンの育て方
植え方・用土
日当たりが良く、風通しのよい場所で育てましょう。特に土壌を選ばないため、鉢植えでは草花用の培養土やハーブの土で問題なく育ちます。
水はけの良い土壌を好みます。腐葉土とパーライトをすき込むなどして、水はけを良くしておきます。
水やり
植え付け間もない株はこまめに水やりをするようにしてあげてください。根付いたら雨任せで大丈夫です。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
肥料はほとんど欲しがりませんが、開花期が長いので、芽出し時期に緩効性の有機肥料を与えておくと良いです。
生育期間中も緩効性の化成肥料を2ヶ月に1回与えます。
剪定方法
花が咲き終わったら短めに切り戻しておくと次々に開花してきて長く楽しめます。花後に放置しておくとこぼれ種でも増えます。
冬は地上部が枯れ込んで根だけで越冬しますので、ある程度枯れ込んだら地上部を切っておきます。
病害虫の予防法
初夏はうどんこ病がつくことがあります。害虫はバッタがよってきたりします。
増やし方
こぼれ種でも増えます。株分けや挿し木でも増えます。挿し木は5~6月に行います。
