
● 女郎花 オミナエシの品種の特徴
日本のどこにでも生えているような山野草でしたが、近年はその姿を減らしつつあり、地域によっては準絶滅危惧種になっているようです。
名前の「オミナ」は美しい女性という意味があり、花姿を楽しむ秋の七草にふさわしいですね。とは言っても、開花期は長く秋の、、といわれるとやや違和感はありますが。
オミナエシを植え、懐かしき日本の情景を再現させるのも面白いかもしれませんね。ちなみに、現在販売されている苗は、すべて栽培によって作られています。
| 学名 |
| Patrinia scabiosifolia スイカズラ科 オミナエシ属 |
| 別名 |
| 粟花(あわばな)、敗醤(はいしょう) |
| 開花時期 |
| 6~9月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色・(15cm位)・※穂になって咲く |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 1.5m 鉢植え:1m ~ 1.5m (耐寒性落葉多年草) |
| 栽培用途 |
| 花壇、地植え、鉢植え、コンテナなど |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
| ★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:やや強い 害虫:ほとんどつかない |
女郎花 |オミナエシ 3号ポット苗の育て方
植え方・用土
はっきりと日向を好みます。日当たりが悪いと、成長や花付きが悪くなり、場合によっては枯れてしまうことも。暑さ・寒さに強く、土壌をあまり選ばないためとても育てやすい植物です。植え付けは2~3月頃の休眠期が望ましいですが、真夏以外なら植え付け可能です。生育が良いので、鉢植えは毎年、庭植えは3年に一度掘り上げ、株の整理を行います。草丈が高いのでぐらつくようなら支柱で支えてあげましょう。
水やり
極端な乾燥は嫌うため、鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりと与えます。夏は日に2回やる必要があることもあります。地植えは基本的に水やりは不要ですが、雨のない暑い日が続くようなら与えましょう。
肥料のやり方
肥料を与えすぎると葉ばかり茂るため、鉢植えでも肥料は控えめに。地植えには必要ありません。
病害虫の予防法
たまにうどん粉病が出るくらいで、病害虫の心配はほとんどありません。
