
● シルバードラゴンの品種の特徴
シルバードラゴンはまず名前がカッコイイ品種です。とても品のある渋いカラーリーフで、主に寄せ植えなどのワンポイントによく使われます。緑色に白の斑入りの細い葉です。大株だと寄せ植えにはもったいないくらいです。日陰でも良く育ちます。日本各地に広く自生します。
耐陰性が強く丈夫で病害虫もほとんど見られません。
栽培はいたって容易で、極端な乾燥条件にならない限り、どこでも植えつけることができます。やや日陰のほうが葉色がきれいになります。
日陰にも強く、芝生のように手間がかからず、年中緑で踏み付けにも良く耐えます。冬は地上部がくたってなります。冬から早春で葉が見苦しい場合は株元で刈り込んでおくとまた生えてきます。
グランドカバーには手間要らずの植物で、どんな土地でも良く育ちますが葉の色が悪くなれば肥料を与えてください。
| 学名 |
| Ophiopogon japonicus 'Silver Dragon ユリ科 ジャノヒゲ属 |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.2m ~ 0.3m 鉢植え:0.2m ~ 0.3m (常緑多年草) |
| 最終葉張り |
| 0.1m ~ 0.2m |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、地植え、寄せ植え、シェードガーデン、花壇、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場、カラーリーフ、グランドカバー |
| 育てやすさ |
| ★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、 耐寒性やや強い(-10度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
オオバジャノヒゲ
“シルバードラゴン”の育て方
植え方・用土
日あたりでも日陰でも育ちます。乾燥に強く、水中でも生育します。土も選びません。
葉を観賞する植物なので、花や果実はあまり気にしないですが、花付きをよくするには日あたりで育てます。
鉢植えでは培養土で植えます。地植えでは腐葉土をすきこんで植えるとよいです。
寒冷地でなければ植え付けは年中できます。
夏の植え付け方法
真夏でも植えられますが、乾燥で枯れる場合があるので植え付け後の水やりをこまめに行ってください。
水やり
雨が当たる場所であれば、水やりは特に必要はありません。(植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。)
肥料のやり方
肥料は特に必要ありません。
剪定方法
常緑性で冬も葉が残りますが、秋~春の冬の葉はだらりと伸びて古い葉が見苦しくなります。春先に芽が伸び出る前に地上部を刈り取ると良いでしょう。
増やし方
3~4月、10~11月に株分けや根伏せで増やします。株の脇から芽が伸びるのでそれを切り分ければすぐに増やすことができます。地下茎で増えます。
