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へデラ ヘリックス の特徴と育て方 1. ホワイトワンダー


ヘデラ ヘリックス オスカル 3号ポット苗


ヘデラ ヘリックス スタンテーラー 3号ポット苗


ヘデラ ヘリックス ハロー 3号ポット苗


ヘデラ ヘリックス ダックフット 2.5号ポット苗

● へデラ ヘリックスの品種の特徴


1 ホワイトワンダー: 明るく清涼感のある斑入りの葉が特徴です。白い覆輪が入ることで、他の緑の植物と組み合わせた際もアクセントになります。


2 オスカル: カミソウ園芸さんオリジナル品種のヘデラです。濃緑葉品種で葉全体にカールがあり、やや縮み葉傾向、クシュッとした葉です。動きのある形が印象的です。暑さによる葉の形の変化が少ない品種です。


3 スタンテーラー:明るい黄緑色がかったきれいなアイビーです。ふわふわとした柔らかい葉で、ボリュームもあります。新葉が一番明るい色なので、つるが伸びるとグラデーションも楽しめます。


4 ハロー:カミソウ園芸さんオリジナル品種のヘデラです。細く分かれた葉が特徴的で、濃い緑の葉の中に、変わった葉が出る面白い品種です。


4 ダックフット:名前の通り小さいアヒルの足の様な可愛い葉の形が特徴です。深い緑の小葉で上品な印象。分枝が良く密度の高い株になるため、アレンジや寄せ植えにも使えます。アメリカのヘデラ協会で2004年のヘデラに選ばれた名誉ある品種でもあります。

いずれの品種も鉢植えやハンギング、寄せ植え、グランドカバーなど幅広く利用できます。

「へデラ ヘリックス」は一般的にいうところの「アイビー」にあたります。ハンギングや寄せ植えにも人気の植物で、属名にあるキヅタ(木蔦)からもわかるように、成長すると茎が木質化し低木のように枝を広げていくようになります。柔らかなラインを楽しみたい場合はこまめに剪定してあげましょう。基本的に鉢植えならそこまで大きくなることはありません。気根(付着根)を出して壁や樹木などに張りついて成長する性質をもっているので、家庭のフェンスや建物に這わせたりすることもできます。アイビーに包まれたフェンスもとてもお洒落ですよね。
夏の直射日光と冬の寒さが苦手です。明るい日陰もしくは室内で気温が下がる時期は暖かな室内に移動させてあげましょう。
NASAの空気清浄効果のある植物としても知られ、室内のインテリアグリーンとして人気です。吊り鉢や棚から垂らすスタイルで飾れば、お部屋が一気にナチュラルに。ギフトにもおすすめの観葉植物です。葉色の美しさと育てやすさを兼ね備えた、初心者向けの観葉植物です。吊り鉢や寄せ植えにしても映え、お部屋の雰囲気を明るくしてくれる植物です。

学名
Hedera helix ウコギ科 キヅタ属
別名
アイビー、へデラ、セイヨウキヅタ
開花時期
10-12月
花色・大きさ・花形
黄緑色
最終樹高
地植え:m ~ 10m 鉢植え:m ~ 2m (常緑多年草)
最終葉張り
つる性
栽培用途
地植え、花壇、鉢植え、ハンギング、吊鉢、寄せ植え、壁面・フェンス仕立て、グランドカバー、観葉植物など
植栽適地
東海地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、
耐寒性やや弱い(5度)、耐暑性やや弱い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通につく
花言葉
永遠の愛、結婚、不滅、不死、友情、誠実

へデラ・ヘリックス|ホワイトワンダー 3号ポット苗の育て方

植え方・用土

強い日ざしで葉焼けしやすいので、午前中に日が当たる程度の半日陰で育てます。まったく日が当たらない建物の北側でも育ちますが、徒長しやすいうえ、斑入り品種では斑がはっきり出ないなど、きれいに育たないことがあります。水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。冬を除いて植えつけ、植え替えが可能です。生育が非常に旺盛なので、寄せ植えなどで繁茂しすぎたら、茎を切り戻すとともに根も切り詰めて植え替えます。


水やり

雨が当たる場所に地植えする場合、水は雨水だけで十分です。よほど雨が降らない時期や、乾きやすい場所の場合は土が乾いてきたらたっぷりと与えます。鉢植えの場合は鉢土が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

春と秋の成長期に「緩効性の肥料の元気玉」を株元に与えると、葉色がよくなり生育も良好です。夏場は高温で根が弱ることがあるため、施肥は控えるのが安心です。寄せ植えの場合は控え目に。


剪定方法

大きくしたくない場合はこまめに剪定します。ツルが伸びすぎた場合は、適宜切り戻してください。剪定に強く、刈り込みにも耐えるため、形を整えるのが簡単です。ただ大きくなったからと言って、葉がなくなるほど切り詰めると枯れる恐れがあります。斑入り品種などはたまに斑がないものが生えることがありますが、全体の葉の量が少ないようなら様子を見て残してあげましょう。


その他栽培や性質の注意点

直射日光に当たると葉焼けの原因になることがあります。明るい日陰やレース越しの日光が当たる窓辺などが適しています。エアコンやヒーターの風が直接当たる場所は避けてください。


病害虫の予防法

風通しが悪いとすす病や炭疽病にかかったり、カイガラムシが発生することがあります。特に温暖な時期は枝葉を透かし剪定し風通しを良くしておきます。


増やし方

挿し木で簡単に増やすことができます。ツルの先端を数節切り、水に挿すか、湿らせた土に挿しておけば1~2週間ほどで発根します。




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