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大実ハスカップ ハスカップ の特徴と育て方


大実ハスカップ

● ハスカップ 大実ハスカップの品種の特徴

ブルーベリーのように青く、細長い実をつけるハスカップ。酸味が強いので生食には向きません。収穫時期が短く、果実は加工してジャムやお菓子の材料として使われます。
育て方はブルーベリーとほとんど同じです。

この商品の親木は生産者の圃場で1本で結実しており、1本でも結実します。品種名はわかりません。より実付きをよくするためには、他品種を植えると結実の可能性が高まります。
※苗についている生産者ラベルは定形のものを使用している場合では、結実には異品種2本が必要と記載がある場合がございます。

ハスカップは北海道の特産品としても有名です。名称はハスカップの実をさすアイヌ語のハスカプ(ラテン文字表記:haskap)に由来します。
ハスカップは不老長寿の果実と言われ、カルシウム、鉄、ビタミンC、Eなど、多くの栄養成分を含んでいます。
果実は栄養価が高いと言われていますが、常温保存では液状化してしまうため、保存の手間がかかる分、スーパーなどでも滅多に見かけない珍しい果樹です。

学名
Lonicera caerulea var. emphyllocalyx スイカズラ科 スイカズラ属
別名
黒実鶯神楽(クロミノウグイスカグラ)、ゆのみ、ハスカップベリー、ハニーベリー、ブルーハニーサックル
開花時期
4月頃
収穫時期
5月下旬頃
果実の大きさ
★★★★★ 大実 1g
果実の用途
ジャム
結果年数
1~3年
自家結実性
1株でなる(この商品の親木は生産者の圃場で1本で結実しており、1本でも結実します。)
最終樹高
地植え:0.5m ~ 2m 鉢植え:0.5m ~ 2m (耐寒性落葉低木)
最終葉張り
0.6m ~ 0.7m
栽培用途
鉢植え、地植え、花壇、アプローチなど
植栽適地
北海道
育てやすさ
日照条件:日なた~日陰、土壌酸度:弱酸性
耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

大実ハスカップの育て方

植え方・用土

ハスカップはブルーベリー同様、酸性の土壌を好みます。 植え付けの際は、培養土和みで植えるか、あるいはブルーベリーの土を使ってください。市販の用土を使って植える際は、水はけの良い土壌に改良してください。 鹿沼土やピートモスなどの混合土を用い、腐葉土などをすきこんで、有機質に富む用土にしておきます。植える際の注意点は特にありませんが、ポットから出して植える際、穴を掘った場所にそっと置くように植えてください。

鉢植えの場合は乾燥させないよう、ピートモスを上から、かぶせたり、敷きワラを敷いてあげると良いです。乾燥に注意が必要だからと言って、常に湿っている状態だと根腐れの原因になりますのでバランスが大切です。


水やり

土が乾いたらたっぷり与えてください。乾燥を嫌うので、夏場は土の表面をよく観察してあげてください。水の与えすぎはかえって根腐れの原因にもなるのでバランスが必要です。


肥料のやり方

1年に一度、春先に有機肥料か緩効性の化成肥料を株周りに少量与える程度で大丈夫です。
鉢植えは、2月、6月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。


剪定方法

剪定はあまり必要ありません。弱い枝 、細い枝、混み合った枝などを軽く剪定してあげる程度で大丈夫です。


病害虫の予防法

病害虫はほとんどつきません。まれに高温多湿になるとイラガが発生しますので、発生したら殺虫剤で駆除します。


増やし方

株分けとさし木で増やせます。株分けは11月から2月ごろに行います。さし木は2月中旬から3月上旬に休眠期ざし、6月から7月に緑枝ざしを行います。




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