日本ナツメを、鉢植えと、地植えで育てているのですが、
苗木部に届いたご質問。
鉢植えのほうが、葉の色が薄い緑で、地植えのほうが
濃い緑の葉になっております。
どういった違いで、このような葉の色の違いが生じるのでしょうか?

こんにちは。
この度はお問い合わせありがとうございます。
苗木部の高井 尽 (グリーンアドバイザー)です。
どうぞよろしくお願いします。
お写真の送付ありがとうございます。拝見いたしました。
根っこがなんらかのストレスを感じて、葉が黄変したりします。
鉢植えでは土量が少ないことと、プラ鉢ですと熱伝導性も良いので、
直射日光があたる日当たりの良い場所では、土の温度が上がりやすくなります。
土が暑くなるので、下手すると蒸し風呂のようになってしまい、根の生育が悪くなったり、ストレスになって栄養の吸収が悪くなったりします。
地植えのほうが土の温度は上がりにくい(深い部分は暑くならない)のと、根が熱を嫌って深く潜れますので、ストレスも少ないのだと思います。
鉢植えでは夏は涼しい場所に移動して鉢土の温度が高温にならないようにしたり、
日陰で栽培すると入ろは緑のままで夏越ししたりします。